パンと血糖値

体はエネルギーが余っていると判断するとそれを脂肪に変えて蓄えようとします。

エネルギーが余っているかは、血糖値で判断します。
血液中の血糖値が高いとエネルギーが余っていると判断され、血液中を流れる脂肪分だけでなく、糖分まで脂肪に変えて体に蓄えます。

パンはご飯より血糖値が上がりやすい食品です。
ご飯は粒状ですが、パン(小麦粉)は粉状の食品です。パンの方が粒子が小さいため消化されやすく、急激に血糖値を上げてしまいます。

また、パンはバターを使っているのでご飯よりも脂肪分を多く含みます。
急激に血糖値が上がると、エネルギーが余っていると体に判断され、パンに多く含まれる脂肪分、糖分はたっぷり体に吸収されてしまいます。

対してご飯は、ゆるやかに血糖値を上げるので、ご飯に含まれる糖分は吸収されにくくなります。また、ご飯はそもそもパンほど脂肪分を含みません。よって脂肪分が吸収もされにくいです。

このように、パンとご飯を比較すると、パンは相乗効果で太りやすい食品といえます。同じカロリーを食べても、パンの方が太りやすいといえます。

○まとめ
☆パンは相乗効果で太る
パン 血糖値を上げやすい(糖分脂肪分を吸収させやすい)×脂肪分が多い
ご飯 血糖値を上げにくい(糖分脂肪分を吸収させにくい)×脂肪分が少ない

☆パンとご飯の脂肪分の比較
パン1枚の脂質は 2.6〜2.7gくらい。
ご飯1杯の脂質は 0.4〜0.5gくらい。

パンは、ご飯の5〜6倍の脂質を含んでいます。

○おまけ
パンにジャムを塗ると糖分UPでさらに糖分脂肪分の吸収を高めます。
パンにバター、マーガリンを塗ると脂肪分UPで吸収される脂肪分を増やします。
バター、マーガリンには塩分が含まれるので、摂取塩分を増やしてしまいます。
また、バターは乳脂肪のかたまりなので、一緒に食べた他の食品の脂肪分が乳脂肪とともに吸収されやすくなります。

参考≫ダイエットと乳製品

※注このページの話は世間で言われている俗説ですが、個人の体質やその他にもよると思うので参考程度に考えてください。管理人は、このことだけでパンが太るとは思いませんが、それでもパンは太りやすいことには変わりないので書きました。



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