骨盤のゆがみによる害

骨盤のゆがみとは、生活習慣などで骨盤が本来あるべき位置からずれて広がった状態のことです。

健康面での害

・足の付け根の骨盤が開くので、Ｏ脚になりやすくなります。

・骨盤は背骨と繋がっているので、骨盤のゆがみがあると背骨もゆがみます。体を支える力が弱くなり、猫背になります。これが肩こり、むくみ、便秘、腰痛、頭痛などいろいろな不調を引き起こします。

・内臓の入れ物である骨盤が下がることにより内臓の位置が下がり、消化機能が低下し便秘になりやすくなります。便秘になると、体内に毒素を溜めている状態となり、肌荒れなどが起きます。

美容面での害

・骨盤は内臓を支えています。骨盤のゆがみがあると、内臓はどんどん下に下がり下腹がぽっこり出てきます。ジーンズのウエストサイズが上がったり、タイトスカート等が似合わなくなってしまいます。内臓の位置が下がるので、満腹感を伝える神経が鈍り食べ過ぎやすくなります。消化機能が鈍るので、便秘になり体に不要な老廃物を溜めこんでしまいます。

・骨盤が開きおしりの筋肉も広がるので、ヒップが大きくなり下に下がります。パンツのサイズが合わなくなってしまいます。また、体のお肉が付く基礎である骨が横に開くので、下半身が太りやすくなります。とくに、産後の女性などは骨盤が開き、お肉・脂肪の付きやすい状態になっています。

・骨盤がゆがみ、広がると、体の外側に重心をかけて歩くようになるため足の内側の筋肉が減り、そこに脂肪が付く。

「骨盤のゆがみで太る」とよく言われますが、このように骨盤のゆがみは一つの原因だけではなく、たくさんの太る原因を作り出してしまいます。ダイエットをしようとしても、このように太りやすい体であっては中々効果もでません。

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