置き換え型の注意点
置き換え型ダイエットに向いている人
今まで3食大量に食べ、おやつもいつも大量に食べ、摂取カロリーがかなり多かった人です。(1日3000キロカロリーよりもカロリーを摂取していたら、多いと思います。スポーツなどされている方は例外ですが・・)
置き換え型ダイエットに向いていない人
現在痩せぎみで、これからさらにダイエットして痩せようとしている人です。今までいろいろなダイエットに失敗して、基礎代謝が下がり太りやすい体質になってしまっている人も向いていません。(この場合は、商品によっては置き換えダイエットでも痩せられます。ダイエット商品の選択を誤ってしまうと、さらに基礎代謝が下がりリバウンドしやすくなってしまうので気を付けて!)
どうして置き換え型ダイエットで痩せられる人とそうでない人がいるの?
置き換えダイエットで痩せる理由は、1日の食事のうち1食を置き換えることで、単純に摂取カロリーが減るので、太った体を維持することができなくなるためです。
しかし、急激なカロリーカットをすると、当然筋肉や内臓機能(基礎代謝)も落ちてしまいます。ここに痩せられる人とそうでない人の差が生じます。
例をあげて説明してみます☆
Aさんが置き換え型ダイエット食品を利用して、今まで1日3000キロカロリー摂取していたのが、1日2000キロカロリーに減らしたとします。(−1000キロカロリー。)
今までは1日3000キロカロリーでAさんの体重が減らずに維持されていたわけですから、1日2000キロカロリーでは体重を維持することができなくなり、痩せていきます。(とりあえず、体重は減ります。)
また、Bさんが置き換え型ダイエット食品を利用して、今まで1日1600キロカロリー摂取していたのが、1日1400キロカロリーに減らしたとします。(−200キロカロリー。)
ところが、今までは1日1600キロカロリーでBさんの体重が減らずに維持されていたはずなのに、200キロカロリー減らしても体重は減りません。
カロリー計算だけしかしないダイエット法の理論では体重が減るはずなのですが、実際には200キロカロリー程度摂取カロリーを減らしても体重が減ることはありません。
Bさんは元々のカロリー摂取量が1600キロカロリーと結構低かったため、1400キロカロリーにまで落とすと体が危機感を感じて基礎代謝を落とし、消費カロリーが減ってしまい、結局痩せることはできなかったのです。
また、極端なカロリー制限をすると、体を動かすのが疲れるので、座り込んでいる生活になりがちです。立ってキビキビ動けません。(骨盤にも悪いです。)
このため、さらに消費カロリーが減ってしまいます。
このように、置き換えダイエットで痩せられる人とそうでない人がいます。
無理なカロリーカットをして基礎代謝を下げてしまう人がたくさんいることが、置き換えダイエットの危険なところだと思います。(カロリーカットダイエット全般に当てはまることですが・・・)
ちなみに、一般敵な成人女性の1日の基礎代謝は1200キロカロリーと言われています。
摂取カロリーを基礎代謝ギリギリにすると、体が危機感を感じて基礎代謝を下げてしまうので、基礎代謝を下げないだけの適切な量のカロリーは取るようにしましょう。
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