食べ物別消化時間まとめ
ここでも今まで紹介した食べ物別の消化時間を表にして分かりやすくまとめておきます。
果物 |
30分 |
パン |
1〜2時間 |
野菜 |
3時間 |
ご飯 |
2〜3時間 |
お肉・お魚 |
4〜8時間 |
※注1 上の消化時間はだいたいの目安です。個人や体の状況にもよります。文献などを見ても、様々なデータがあって一概に何時間とは言えません。
※注2 上の消化時間は単体で食べたときの消化時間です。本来30分程度で消化できる果物でも、8時間かかるお肉と一緒に食べると、お肉と混ざって消化が遅くなってしまいます。
コラム 食べ物の消化時間とダイエットちょっとコワイ話
私たちが『お腹がすいた』『何か食べたい』と感じる原因は、血糖値の低下だけではないことが分かってきています。体は、ビタミンやミネラル、酵素などの栄養素が不足すると、『何か食べたい』と言うみたいなんです。
食べ物の消化にはたくさんのエネルギーを必要とします。カロリーだけでなく、ビタミン、ミネラルが消費されていきます。3食お肉をがんばって食べるなどして、ほとんど1日中消化活動を続けると、ず〜っと胃腸が働いているので、ビタミン、ミネラルなどが不足してきます。
すると、体は『もっと食べたい』と指令を出します。本当は、もっと食べたところで、体に不足しているビタミンやミネラルが補給されるとは限らないのですが、体には分からないので、とりあえず『もっと食べたい』と言います。これでは、1日中、何か食べたいと思って生活することになってしまいます。
体の『もっと食べたい』の声は過食・間食の原因になりますが、たとえ過食・間食をしなかったとしても、この状態では痩せることはできません。脂肪を燃焼させるためにはビタミン、ミネラル、酵素などが必要なのに、これらの栄養を消化活動で使い果たしてしまっているためです。筋肉や骨、基礎代謝は落ちても脂肪が減ることはありません。
消化によい食べ物を選んで、胃腸が休む時間を作ってあげるとことが重要です。
注意しましょう。
ダイエットとお肉|
ダイエットと乳製品|
外食を控えよう|
コンビニを控えよう|
添加物|
添加物のダイエットへの害|
パン食を控えよう|
朝食を無理に取らない|
夕食のお米は控えよう|
断食のススメ|
1日の消化活動の流れ|食べ物別消化時間まとめ