産後の骨盤矯正を頑張ろう
妊娠はおめでたいことですが、骨盤の美容という点で考えると、妊娠は恐ろしいことです。
女性は妊娠すると、妊娠３カ月ごろから産後の時期までリラキシンというホルモンが大量に分泌されます。このリラキシンは、骨盤まわりの靭帯を緩め、柔軟にして赤ちゃんを産みやすくするためのホルモンです。
骨盤まわりの靭帯が緩むということは、骨盤を支える筋肉が緩むということなので、骨盤の歪み・開きを引き起こします。これは下半身太りの原因にもなります。
妊娠中や産後にに太りやすいのは、お腹のなかに赤ちゃんがいてお腹がすくからだけではありません。リラキシンや骨盤の開きが太りやすい体を作っているからです。
また、産後に整体院などで骨盤の歪みを治してもらっても、靭帯が緩んだままでは本来の位置に戻った骨盤を支え切れないので、また歪みが生じてしまいやすくなります。
妊娠中はダイエットすることは難しいので、出産を終えたら、開ききって大きくなってしまった骨盤のサイズを頑張って戻していきましょう。骨盤まわりの靭帯を引き締める効果のある骨盤エクササイズをするのもよいです。
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